2022年6.17
ホームシャツはピンクの伝統を引き継ぎ、ショーツは濃い紺色で、シャツの前面には究極の成功に向けた選手たちの共同作業を意味する12本のVストライプが描かれています。 Jリーグで唯一ピンクのシャツを持つクラブとして、セレッソ大阪のシャツは女性ファンの間で人気を博しています。
2017年シーズンのセレッソ大阪のホームシャツ
sportsnaviに寄稿した『ダイナモフットボール』の著者である日本サッカー選手の宇都宮徹氏は、近年Jリーグでは苦戦しているチームが多いが、セレッソ大阪は広告収入やチケット、派生商品の売上が大幅に伸びていると述べている。 女性ファンのパワーは無視できない。
ピンクのジャージ以外にも、パーカー結びの髪留めなどの女性用小物から、定番のハンドバッグ、プーマとコラボしたスポーツリュックまで、セレッソ大阪のオンラインショップでは、ピンクのチームグッズを豊富に取り揃えています。
セレッソ大阪オンラインショップの周辺グッズ
Jリーグの2014年シーズンの観客動員調査によると、セレッソ大阪は1試合平均21,600人（前年比14.9％増）となり、同年のファン増加数では11.8％増で1位となりました。
セレッソ大阪は、若い世代や女性ファンの取り込みに成功していると言ってよいでしょう。週刊プレイボーイ』のインタビューで、セレッソ大阪のチームマネージャーはこう語っている。
セレッソ大阪のピンクのシャツを着た女性ファン。
各チームの歴史的、地域的な要素、特にウォーターマークやダークなデザインは毎年あまり変わりませんが、最近のJリーグの試合では、選手が例年とは異なる記念シャツを着用したり、過去の名作デザインを復活させたレプリカシャツを着用するなど、多くの観客を試合に呼び込むためのマーケティングプランとして常に重要な役割を担っているのです。
