2022-6-18
FC東京のMF安部柊斗(24)が17日、敵地での湘南戦(18日・レモンS)に向け、得点のペースアップを目標に掲げた。今季は既にキャリアハイのリーグ2得点を挙げているが、安部は首を横に振った。
「ちょっと少ないと思う。まだ2点しか取れていないので」
リーグ8得点を目標に掲げて挑む今季。次の湘南戦でリーグ戦の半分を折り返すことになる。目標達成には、まだまだ物足りないペースだ。
しかし、チームは2試合連続で3得点を挙げて勝利を収めるなど上げ潮ムード。安部も「今季の立ち上げ当初とは明らかに違う」と語り、変化を口にする。
「ボールを持った瞬間にサポートの人数も多く、(選択肢が)何個かある。そういう動きが出てきた。このサッカーが浸透してきたから自信を持てている。もっと共通理解を持っていけば、面白いサッカーができる」
その勢いに乗って安部も「8点と掲げたなら、しっかりと達成したい。ゴールに向かうプレーやシュートもどんどん打っていきたい」と得点量産を誓う。
リーグ再開初戦の相手となる湘南は、昨季王者の川崎を4―0で破ったくせ者だ。「油断はできない。もう一度、引き締めて、東京のサッカーをして勝ちたい。上を狙える位置に来ているので狙っていきたい」。歓喜の勝利を自身のゴールで呼
び込む。